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日付 : 08-04-10 10:29
日銀が景気判断を下方修正
 投稿者 : J&K
 
日本銀行は9日発表した金融経済月報で、2006年7月から続けてきた「基調として緩やかに拡大している」との表現を削除し、景気判断を下方修正した。

 景気の現状と、先行きについても「拡大を続ける」から「成長経路をたどる」に下方修正した。景気判断の引き下げは2か月連続。

 月報は、原油高や原材料価格の高騰などで、「企業の業況感も慎重化している」と指摘した。そのうえで、景気を支える企業の設備投資も、これまで増加基調にあると説明してきたが、「増勢が鈍化している」との表現に改めた。

 白川方明氏は9日、日銀総裁に正式に就任する前の記者会見で「世界経済や国際金融市場をめぐる不確実性が強まっている。生産―所得―支出の循環メカニズムが足元は弱まっている」と述べ、日銀が描いていた成長シナリオに変化がみられるとの認識を示した。

 こうした景気認識を踏まえて、日銀は9日の金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を現行の年0・5%に据え置き、金融政策を現状維持することを全員一致で決めた。